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Windows7 エディションによるメモリ上限
今更感はんぱないですが・・・
「Windows7の64bit使ってるのにメモリ16GB全部認識しないんだけどなんで?」って質問されたので一応こっちにも書いておこうかなと
Windowsの32bitではメモリをいくら載せようが4GBまでしか認識しないのはほとんどの方が知っていることだと思いますが、64bitでもエディションによって上限があります
Vistaと7ではHomePremiumは最大16GB
VistaのBusiness以降(Enterprise、Ultimate)及び、7のProfessional以降(Enterprise、Ultimate)は最大192GBまでとなります
よって、マザボで32GB載せられるとしてもHomePremiumを使っている方は、64bitOSでも16GBまでしか認識しないので注意です
そしてもう一つ注意しなければならないのが「グラフィックメモリを含めて16GBである」ということです
ゲーム用としてPC組んだり、BTOでゲーミングPC買う際にはここも注意点ですね
まぁゲーム用途だけだったら16GBもいらないんだけどねw
例えばR7870 HAWKはグラフィックメモリ2GBですので、16GBメモリ載せてもOSで認識するのは14GBってことになります
余った2GBはRAM DISKにしてしまうか、OSをProにしなければ活用出来ないということですね
まぁメモリをそこまで使う人って限られてくると思いますが・・・
余談ですが多くのメモリを使うにあたって覚えておいた方がいいことがあります
それは「32bitアプリケーションは標準では2GBしか使えない」ということ
32bitOSも同様ですが64bitOSと32bitOSで32bitアプリケーションを使う上で違いがあります
32bitOS上で32bitアプリケーションを使う場合、アプリケーション一つにつき2GBまでという制限があります
これはシステムに割り当てられてるメモリ領域(カーネルメモリという)が2GBなので残りの2GBがソフトで使える領域であるということ
これを増やすためには3GBスイッチという手法を使い、システムに割り当てられているカーネルメモリを1GBにしてソフトの領域を3GB、に増やすということが出来るのですが、システム領域(カーネルメモリ)はシステムを動かすための重要な領域で減らしたらとんでもない不具合が発生する可能性がありますのでオススメ出来ません
最悪の場合OSが起動しなくなります
次に64bitOSで32bitアプリケーションを使う場合、32bit同様アプリケーション一つにつき2GBまでという制限があります
しかし、LAA(LARGE ADDRESS AWARE)がONになっているアプリケーションに関しては4GBまで使えます
ただし、64bitOSでもメモリを4GBしか積んでいない場合システム領域分はメモリが使えないのでLAAがONになっていてもあまり意味は無いです
これはソフトの開発者が開発段階でONにするかOFFにするかで開発しますのでソフトによってONになってるものとOFFになってるものがあります
自分の使ってるソフトがONなのかOFFなのかを調べるツールもありますがここでは省略
ちなみにLAAが無効の場合4GBにするツールもあります
「4GBパッチ」で検索してください
ただLAA有効だったとしても最大で4GBまでです
最後は64bitOSで64bitアプリケーションを使う場合
64bitアプリケーションはメモリを制限なしで使うことが出来ます(厳密には8TBまでという制限がありますが、OSの制限が現状192GBなので今は制限なしと言える)
つまりメモリを沢山載せて恩恵が受けられるのは
・LAA有効、無効に関わらず、いろんなソフトを多重起動する(音楽聞きながらwiki開いてゲームして、さらにツイッターもみて、なんならニコ生も見て・・・みたいな)
・64bitアプリケーションを使う
・自己満足に浸る
こんなもんかな?(´・ω・`)
ひとつのアプリケーションで大量のメモリを使いたいという方はそのソフトの64bit版が出るまで待つしかないです
そこまでメモリを多く使うソフトの場合大抵64bit版はありますけどねw
例えばPhotoshopだったり、俺も使ってるDAW(CUBASEやSONARやProtoolsなど)は64bitですね
そんなに多重起動しないとか64bitアプリ使わないって方は容量よりCASレイテンシーや動作周波数を重視した方が性能アップは体感できると思われます(`・ω・´)
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